裏側矯正とはどんな矯正ですか?
歯の内側の面にブラケットをつける固定式の矯正です。外側につける一般的な矯正と歯を動かす原理は同じで、つける面だけが違います。マウスピース矯正のように着脱しないので、外している間に力が途切れるという不確定要素が少なくなります。
その代わり、舌が毎日装置に触れます。見えないという長所と、舌が不快だという短所が同じところから生まれます。そのため私は、見えないという理由だけで裏側矯正を選ぶことはしません。
| 裏側矯正が向いている方 | あまり向いていない方 |
|---|---|
| 装置が見えてはいけない職業・予定がある | 発音が仕事の中心で、慣れる期間を取りにくい |
| マウスピースを1日20時間以上つけるのが難しい | 内側の歯みがきを丁寧にするのが難しい |
| 外している間に力が途切れるのが心配 | 上下の噛み合わせが深く、装置に当たりやすい |
裏側矯正の発音の問題は、どのくらい続きますか?
ほとんどの方は2〜3週間以内に慣れ、1〜2か月残る方もいます。舌先が触れる前歯の内側に装置があるため、最初はサ行・タ行のような音が漏れたり、ぎこちなくなったりします。舌が装置の位置を覚えるにつれて、ほとんどの場合は落ち着きます。
- 発表・電話・講義が集中する月は、装置をつける日を避けて予定を組みます。
- 舌の横や先がこすれる場合は、矯正用ワックスで覆うとかなり楽になります。
- 声に出して本を読むと、舌が早く位置を覚えます。
裏側矯正の費用が高くなるのはなぜですか?
内側の面は歯ごとに凹凸が異なり、視野も狭いため、装置をつけて調整するのに時間がかかるからです。舌と唾液が行き来する狭い場所に、より小さなブラケットを正確な角度でつける必要があり、上下の歯が当たって装置とぶつかりやすくもあります。1回の通院あたりの診療時間も、外側の装置より長くなります。
ただし、装置の種類だけで治療期間全体が長くなるわけではありません。動かす量、抜歯するかどうか、歯ぐきの状態が期間を決めます。大人の全体矯正は通常1年6か月〜2年6か月です。
裏側矯正とマウスピース矯正は何が違いますか?
どちらも外からはあまり見えません。いちばん大きな違いは、装置を外すかどうかです。
| 比べる点 | 裏側矯正 | マウスピース矯正 |
|---|---|---|
| 外すかどうか | つけたままです | 食事と歯みがきのときに外します |
| 力がかかり続ける時間 | 常に | 装着した時間だけ(1日20〜22時間を推奨) |
| 歯みがき | 内側が隠れて難しいです | 外してみがきます |
| 最初の不快感 | 発音と舌の違和感 | 締めつけ感、発音への影響は少なめ |
| 難しい動き | 装置が干渉する部位 | 回転が大きいときや根を大きく起こすとき |
着脱の時間を守るのが難しければ裏側矯正を、外してみがけることが大切で装着時間を守れるならマウスピース矯正を検討します。マウスピース矯正の装置の選び方はマウスピース矯正の選び方にまとめています。
ウォンジン歯科ではこのように進めます
私なら、装置の名前より先に、1日をどのように過ごされているかをお聞きします。ウォンジン歯科の診療費一覧にある矯正は、セルフライゲーションブラケットによる全体矯正(クリッピーC)、マウスピース矯正(セラフィン)、前歯の部分矯正です。裏側矯正が合うかどうかは、歯が動くべき方向と生活を合わせて見たうえで、カウンセリングのときにお伝えします。矯正診断は100,000ウォンで、装置ごとの費用は診療費一覧に掲載しています。
見えないことだけで選ぶことはしません。舌が敏感な方や発音が仕事の中心である方には裏側矯正にこだわらず、できない動きはできないとお伝えします。
よくある質問
裏側矯正中の歯みがきはどうすればいいですか?
内側の装置の周りは普通の歯ブラシでは届きにくいため、矯正用歯ブラシと歯間ブラシを併用します。鏡でよく見えない面なので、最初からみがく順番を決めて習慣にするのがよいでしょう。
下の前歯が上の装置に当たる場合はどうしますか?
上下の噛み合わせが深い方は、下の前歯が上の前歯の内側の装置に当たることがあります。その場合は、奥歯側の高さを一時的に上げて当たらないようにする方法を使います。
裏側矯正中に避けたほうがいい食べ物はありますか?
お餅・キャラメルのような粘りのある食べ物や硬いナッツ類は、ブラケットが外れることがあるため避けます。前歯で大きくかじる食べ物は、小さく切って奥歯で噛みます。
裏側矯正が終わったあとも保定装置は使いますか?
使います。装置の位置に関係なく、動かした歯は元に戻ろうとする傾向があるため、矯正が終わったあとは保定装置で位置を保ちます。

