根管治療は普通何回通いますか?
根管治療は通常2〜4回の通院で主な工程が終わり、1回あたり30分から1時間前後かかります。診療室で最もよく聞かれる質問ですが、私は回数を事前にお約束しません。管が短くまっすぐなら少なく、細く曲がっていたり感染が残っていたりすれば、通院が増えます。
韓国で「神経治療」と呼ばれるこの治療の正式な名前は根管治療です。歯の中の歯髄(血管と神経が入った組織)が、深いむし歯やひび、外傷によって炎症を起こしたり感染したりしたときに、その組織を取り除き、根の中の管(根管)を清掃・消毒してから封鎖する治療です。
根管治療はどんな流れで進みますか?
根管治療は、診断、管の清掃、管の充填、最終修復の4段階で進みます。一般的な流れは次のとおりです。
| 段階 | 行うこと | 通常の通院 |
|---|---|---|
| 1. 診断・麻酔・開口 | 症状とレントゲン写真で歯髄を残せるかを確認し、難しければむし歯と感染部位を取り除いて歯髄に到達します | 1回目 |
| 2. 管の形成・洗浄・消毒 | 管の長さを測って整え、洗浄・消毒します。その間に薬を入れて仮に封をします | 1〜2回、管の状態に応じて追加 |
| 3. 管の充填 | きれいになった管を材料で満たして密閉します | 最終回 |
| 4. 最終修復 | コンポジットレジン・インレーで詰めるか、クラウンを被せます | 別途1〜2回 |
歯髄を残せる余地があれば、まず残す方向で検討します。主な工程が終わっても被せる治療が残る歯が多いため、最初に全体のスケジュールをあわせてお伝えします。
なぜ人によって根管治療の回数が違うのですか?
管の形と感染の深さが歯ごとに違うからです。前歯は管が1本のことが多く、奥歯は3本以上あることがよくあります。管がとても細かったり曲がっていたりすると、整えて洗浄するのに時間がかかります。
最初の治療で見つけられなかった細く曲がった管は、のちに再治療が必要になる原因になります。そのため、1回消毒したあとで閉じる歯と、管を再び開けて清掃する日を追加する歯に分かれます。ほかの方が2回で終わったという数字に合わせないでください。私は何回目かではなく、管がきれいになった日に閉じます。
| 管の状態 | 一般的な進み方 |
|---|---|
| 短くまっすぐで感染が少ない | 少ない回数で閉じます |
| 細く曲がっている、または感染が残っている | 洗浄・消毒する日を追加します |
| 以前根管治療した歯の再治療 | 古い充填材を取り除くところから始めるため、回数が増えやすいです |
すでに根管治療した歯が再び痛むときの判断については、歯の根の炎症、抜歯せずに残せるケースに別途書いています。
根管治療を途中でやめるとどうなりますか?
痛みが消えたからといって途中でやめてはいけません。治療中の歯は仮の材料でふさいである状態なので、すき間から細菌が再び入ると炎症が大きくなり、最終的に歯を抜くことになる可能性があります。
仮にふさいだ歯は弱く、割れやすい状態です。最終修復までは反対側で噛み、硬いものや粘りのある食べ物は避けてください。仮の材料が取れたら、次の予約を待たずにご連絡ください。
根管治療後、クラウンは必ず被せますか?
奥歯と小臼歯は被せることが多く、前歯は残っている壁が十分なら詰めるだけで終わることもあります。根管治療が必要な歯は、すでに大きなむし歯や損傷で壁が薄くなっていることが多く、噛む力が大きい場所ほどひびが入りやすいためです。
私は根管治療をしたという事実だけでクラウンを決めません。位置、残っている歯質、ひびの入った場所、噛む力を見て決めます。被せる材料はジルコニアクラウンのご案内で比較していただけます。
ウォンジン歯科ではこのように進めます
治療を始める前に、3つのことをまずお伝えします。本当に根管治療が必要な状態か、今の管の中の感染がどの程度か、閉じたあとに歯をどう守るかです。根管治療そのものは保険(韓国の健康保険)が適用される治療です。
目的は神経をなくすことではありません。感染した組織を取り除き、管を清掃して閉じることで、可能であれば今の天然歯を残すことです。
よくある質問
根管治療はとても痛いですか?
麻酔をしてから行うため、治療中の痛みはたいてい少ないです。麻酔が切れたあと2〜3日は噛むとずきずきすることがありますが、だんだん治まります。腫れが大きくなったり痛みが強くなったりしたら、ご連絡ください。
根管治療した歯はどのくらい使えますか?
決まった寿命はありません。管がしっかり封鎖されたか、被せた補綴物がすき間なく合っているか、歯ぎしりのような力がかかっているかによって変わります。最終修復を長く先延ばしにすると、ひびが入ったり再感染したりすることが多くなります。
根管治療した前歯はなぜ色が暗くなるのですか?
歯髄がなくなったあと、時間が経つにつれて灰色や茶色に暗くなることがあります。前歯であれば、根管治療した歯を内側から明るくする失活歯ホワイトニングをまず検討できます。

