スケーリングの時間はどれくらいかかる?
「お昼休みにスケーリングを受けて戻れますか?」よくいただく質問です。上下全体のスケーリングは通常20〜30分前後です。ただし、時間は歯石の量と歯ぐきの状態で決まります。
| お口の状態 | かかる時間 |
|---|---|
| 6か月〜1年ごとに定期的に受けている | 15〜20分前後 |
| 1年以上先延ばしにして歯石が多い | 30分以上 |
| 歯ぐきの中まで歯石があり、出血が多い | 歯周病治療として複数回に分けて |
初めて来院される日は、写真撮影と検診、説明が加わるため滞在時間が長くなります。定期的に受けている方ほど、短くて痛みも少なくなります。
スケーリングはどんな順番で行う?
- 歯ぐきの状態と歯石がたまった場所を確認します。しみる歯や痛かった経験があれば、このときにお伝えください。
- 超音波器具の振動で大きな歯石を砕いて取り除きます。水も一緒に出て、熱を冷まし、かけらを洗い流します。
- 手用の器具で歯の間と歯ぐきの境目に残った歯石を整えます。
- 必要に応じて表面をなめらかに仕上げ、歯垢がつきにくくします。
- 歯石が繰り返しつく場所と磨き方をお伝えします。
スケーリングはなぜ受けるべき?
歯石は、歯垢(歯の表面の細菌の膜)が唾液中のミネラルと結びついて石のように固まったものです。一度固まると歯ブラシやデンタルフロスでは取れず、ざらざらした表面に細菌がさらにつきます。スケーリングはこの歯石を取り除き、歯ぐきの腫れが引くようにする治療です。
- 歯ぐきの腫れと歯みがきのときの出血が減ります。
- 歯石と細菌から生じていた口臭が減ります。
- 歯石に隠れていたむし歯やひびの入った場所が見つかります。
- 歯ぐきの炎症が骨まで進む前に食い止めます。
スケーリングにできないこともあります。歯を白くするホワイトニングではなく、コーヒーやたばこの着色も一部しか落ちません。歯ぐきの奥深くについた歯石はスケーリングでは届かないため、別に歯周病治療が必要です。
スケーリングをしないとどうなる?
歯石のまわりの歯ぐきの炎症(歯肉炎)が続くと、炎症が歯ぐきの下へ進み、歯を支える骨(歯槽骨)を溶かす歯周炎になります。この段階は痛みが少なく、気づかずに過ぎてしまうことが多いです。歯がぐらついたり、すき間が開いたりしてから気づくのですが、減った骨は元には戻りません。歯石がたまる速さと適切な間隔はスケーリングの周期に別にまとめました。
ウォンジン歯科ではこうしています
スケーリングの前に歯ぐきの状態を先に確認し、歯石が歯ぐきの奥深くにある場合は一度に無理をせず、歯周病治療として分けて行います。健康保険のスケーリングは満19歳以上に毎年1回適用され、それ以外は保険外(自費)で60,000ウォンです(2026年9月時点、診療費一覧)。痛みが心配な方は、先にスケーリングの痛みをお読みください。
よくある質問
スケーリングを受けてすぐ出勤しても大丈夫ですか?
大丈夫です。ほとんどは麻酔なしで行うので、すぐに日常に戻れます。当日は歯ぐきから少し血がにじんだり、冷たいものがしみたりすることがあります。
スケーリングをすると歯の間にすき間ができますか?
歯を削らないので、すき間を作ることはありません。歯石が埋めていた部分と腫れていた歯ぐきが引くことで、もともとあったすき間が見えるようになるのです。
スケーリングの前に食事をしてもいいですか?
食べてから来ていただいて大丈夫です。歯みがきをしてから来ていただくと、歯石の場所がよりよく見えます。当日は熱すぎるものや冷たすぎるものを避けると楽です。

